「 春風 」

 
 
 
 
 
 
懐かしく
優しく光るモノたちを
胸の奥に平らげて
僕はまた旅に出る


薔薇色の朝焼けを
黄金色の夕焼けを

銀欄の満月を
青藍の新月を

若草の波を
桃色に薫る花を
浅葱の翅を

輝く波と
島から島へ渡る風
小さな舟と
小さな人たち


ささやかに美しく
眩しいモノを

胸の奥へ
瞬きの度に平らげて

履き慣れた靴には
新しい靴ひもを


見知らぬ道へ
まだ見ぬ時へ
新しい君に
懐かしい君に


出会うため旅に出る

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

この記事へのコメント

2012年03月03日 20:24
あなたの眼に映るものは
今 全てが美しく
過去のトゲは
今 全てが懐かしく優しいものになる

行ってらっしゃい

新しい靴に足が痛んだら
新月の夜に心が怯えたら
また戻っておいで

あたしのココに

2012年03月04日 05:54
見知らぬ自分を探しに・・・

 若者は旅に出る
  未知への憧憬 
  原点への復帰

 唇をひきしめ
  視線は遥かな地平
  瞳 か・が・や・く
  心 あ・ら・た・に

 君が 踏み出す その一歩
 我も 進まん  また一歩

          
2012年03月04日 19:21
春風に乗って
新しい君に出会うため
旅に出る・・

爽やかな響きの言の葉が
新しい春を優しく誘いこんでくれそう・・^^*
2012年03月06日 19:19

Canさん、ありがとうございます。
過去のトゲ…チクチクくらいなら、あった方が人生は面白いです。(^^)
まだ「新しい靴」は手に入れてないから、ヒモくらいは新しくしてみようかと…。(笑)
…何ですかね、このお互いの色々深読みできそうなコメント。ああ、大人ってメンドウクサイ。(笑)
 
2012年03月06日 19:32

しげさん、ありがとうございます。
ここにもまた詩人が。(^^)
若者だけじゃないですよね。人間なら何度でも旅に出ないとツマラナイんじゃないかと思います。
見方を変えれば世界は変わる。
…って、思う時ばかりじゃないですけどね。
 
2012年03月06日 19:39

メイさん、ありがとうございます。
さわやか…に生きられたら良いですね。
新しい場所で生活を始める人たちが、みんな前向きに日々を送っていけたらいいなって思います。(^^)
 
2012年03月08日 00:04
靴は履きなれたものだった~。

国語の試験なら落第だ(笑)